ギターシールドケーブルの選び方|長さ・素材・コネクタをプロが解説
「どのシールドケーブルを選べばいいか分からない」という方へ。シールドケーブルは音の入り口を担う重要なパーツで、選び方ひとつで音質も使い勝手も変わります。この記事では、ギター・ベース用シールドケーブルを選ぶときに見るべき5つのポイントを、ケーブル専門店KMsoundが分かりやすく解説します。
1. 長さ:使うシーンに合わせて選ぶ
シールドケーブルは長くなるほど抵抗や容量が増え、高音域がわずかに削れる傾向があります。とはいえ短すぎると取り回しが悪くなるため、用途に合った長さを選ぶのが基本です。
- 3m前後:自宅練習・宅録など、アンプとの距離が近い場面に。
- 5m前後:スタジオ練習や小規模ライブで最も汎用的。
- 7〜10m:ステージを動き回るライブや、アンプが遠い現場に。
迷ったら5mがおすすめ。スタジオでもライブでも使いやすく、1本持っておくと安心です。
2. 芯線・素材:音のキャラクターを決める
ケーブル内部の芯線や構造によって、音の太さや抜けが変わります。プロ現場で定番なのがCANARE(カナレ)とMOGAMI(モガミ)という日本の二大ブランドです。
- CANARE GS-6:低音から中音域に厚みがあり、芯のある太い音。バンドサウンドで埋もれにくい定番。
- MOGAMI 2524 など:フラットでクリアな音。原音に忠実で、レコーディングや繊細なニュアンスを出したい人向け。
どちらが「良い/悪い」ではなく、狙う音の方向性で選ぶのがポイントです。詳しくは CANARE GS-6 と MOGAMI の違い の記事でも解説しています。
3. コネクタ(プラグ):S型とL型を使い分ける
プラグの形状は主に2種類。両端の形を用途で選びます。
- S型(ストレート):アンプやエフェクター側に。抜き差ししやすい。
- L型(アングル):ギター側に使うと、ジャックの出っ張りを抑えて引っかかりにくい。
「ギター側=L型/アンプ側=S型」という組み合わせが扱いやすく、KMsoundでも長さ・カラーとあわせてプラグ形状をお選びいただけます。
4. 取り回しと耐久性
毎日使うものだからこそ、断線しにくさと取り回しのしなやかさは重要です。安価な既製品はプラグ根元から断線しやすいことも。KMsoundでは、はんだ付け・組み立てを一本ずつ手作業で行い、現場で酷使しても安心できる仕上げにしています。
5. カラーで見分ける
複数本を使い分けるなら、カラーで役割を分けると配線が一目で分かり、現場でのトラブルも減ります。KMsoundは複数のカラー展開があるので、楽器ごと・用途ごとに色分けするのもおすすめです。