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Cable Know-how2026.10.24(2026.10.25 更新)

TATSUTA TPS7182とTPS7222の違い|2本の特徴と選び方の目安

当店のギター・ベース用シールドに、TATSUTA(タツタ立井電線)のケーブル「TPS7182」と「TPS7222」を使った2本が加わりました。どちらもKMsoundの自社設計プラグと組み合わせ、当店で一本ずつ組み立てています。型番が似ていて違いが分かりにくいので、この記事では2本の性格の違いと、使う場面から選ぶ目安を短くまとめました。

TATSUTA TPS7182・TPS7222の取扱いを始めました

TPSシリーズは、タツタ立井電線がプロオーディオ用ケーブルとして展開しているシリーズです(メーカーのサイトでは放送用ケーブルに分類されています)。当店ではこのうち TPS7182 と TPS7222 の2種類を線材に選び、KMsound自社設計のオリジナルプラグと組み合わせたギター・ベース用シールドとしてお作りしています。

なお、TATSUTAの純正完成品ではなく、線材にTPSを使って当店が組み立てたシールドです。仕様の細かな点で気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。

TATSUTAのケーブルとKMsound自社設計プラグを組み合わせたギターシールド。L型とストレートの金メッキチップのプラグ

▲ TATSUTAのケーブルと当店オリジナルプラグの組み合わせ

2本の違いを早見表で

項目TPS7182TPS7222
評される傾向輪郭のはっきりした、クリアでタイトなサウンドと評されるしなやかで巻きやすく、現場で扱いやすいと評される
重視すること音の輪郭・タイトさ取り回し・巻きやすさ
迷ったときの目安音の輪郭を重視したい場面に持ち運び・巻く回数が多い場面に
当店での仕様共通:自社設計プラグ/L-L・L-S・S-S/0.5m〜10m
表の見方——音の感じ方や扱いやすさは、楽器・アンプ・長さ・弾き方によっても変わります。この表はあくまで「選ぶ目安」としてご覧ください。どちらもライブ・スタジオ・自宅練習・レコーディングでお使いいただけます。

メーカー公表の仕様で比べる

線材そのものの仕様は、メーカーが公表している数値で比べられます。いちばん大きな違いは導体の太さと外径です。

項目TPS7182TPS7222
構造2芯シールド2芯シールド
導体30本/0.18mm(0.75mm²・18AWG)12本/0.18mm(0.30mm²・22AWG)
導体抵抗(20℃)2.64Ω/100m6.90Ω/100m
シールド錫メッキ軟銅線編組錫メッキ軟銅線編組
絶縁体・シースPVCPVC
外径6.9mm6.1mm

数値の上では、TPS7182は導体が太く導体抵抗の低い設計、TPS7222は外径6.1mmと細身で取り回しを重視した設計です。どちらが優れているというより、何を優先するかで選ぶ2本だと考えてください。

TPS7182が向いている人

TPS7182は、輪郭のはっきりした、クリアでタイトなサウンドと評されるケーブルです。メーカーは、自社生産の導体による低インピーダンス設計と、コットン糸・ペーパーの緩衝材によるノイズ対策を特長に挙げています。放送やレコーディングの現場でも使われ、低域のにごりが少なく、タイトで解像度の高いサウンドと評されています。

次のような方の選択肢になります。

KMsoundで組み立てたTATSUTA TPS7182のギター・ベース用シールド(ブラック、L-L型)

▲ KMsoundで組み立てたTPS7182(L-L型)

長さや形状の選択肢は TPS7182の商品ページ でご確認いただけます。Amazonでも TPS7182のシールド を販売しています(長さとプラグ形状はAmazonの商品ページ内で選べます)。

TPS7222が向いている人

TPS7222は、しなやかで巻きやすく、現場で扱いやすいと評されるケーブルです。巻きやすくクセがつきにくい「触感性能」を重視して開発され、外径6.1mmのスリムな設計で取り回しやすいのが特長です。サウンドは、クリアでバランスの良い傾向と評されています。

巻きやすさを活かすには、巻き方も大切です。癖がつきにくい巻き方は 8の字巻きのやり方 で図解しています。

KMsoundで組み立てたTATSUTA TPS7222のギター・ベース用シールド(ブラック、L-L型)

▲ KMsoundで組み立てたTPS7222(L-L型)

詳しくは TPS7222の商品ページ をご覧ください。Amazonでも TPS7222のシールド を販売しています(長さとプラグ形状はAmazonの商品ページ内で選べます)。

2本に共通する仕様(プラグ・形状・長さ・検査)

線材以外の仕様は、2本とも同じです。

形状は、楽器側のジャック位置と足元のスペースで決めるのが基本です。詳しくは L型・S型の選び方(ジャック位置別) で解説しています。

長さの目安

長さと音の関係が気になる方は ケーブルの長さは音に影響する? もあわせてどうぞ。

当店では、ご注文の長さと形状に合わせて一本ずつ組み立て、出荷前に全数の接続状態を確認してからお届けしています。確認の考え方は ケーブルテスターの使い方 でも紹介しています。

KMsound自社設計の6.35mmモノラルフォンプラグの分解写真。L型のプラグ本体、内部接点、金メッキのチップ、金属カバー

▲ 当店オリジナルプラグの構造(L型)

迷ったときの選び方(3ステップ)

  1. 使う場面を決める:家での据え置きが中心か、持ち運んで巻く回数が多いかを考えます。
  2. それでも迷ったら目安で選ぶ:音の輪郭やタイトさを重視するならTPS7182、取り回しや巻きやすさを重視するならTPS7222が目安です。
  3. 長さとプラグ形状を決める:足元やアンプまでの距離と、ジャックの位置から選びます。

CANAREやMOGAMI、OYAIDEなど他の線材とも比べたい方は、TATSUTAを含むギターケーブルのラインナップ から同じ一覧で見比べられます。ブランドごとの性格は CANAREとMOGAMIの違い にもまとめています。

TATSUTA TPS7182・TPS7222のシールドを見る

長さとプラグ形状を選んで、一本ずつ組み立ててお届けします。
使う場面を伝えていただければ、どちらが合うかのご相談にも乗ります(お問い合わせ/info@kmsound.jp)。

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TPS7182の商品ページ / TPS7222の商品ページ

Amazonでも販売中:TPS7182 / TPS7222