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Stage & Studio2026.10.04

キーボード・シンセのケーブル選び|L/MONOとステレオ接続、必要な本数をつなぎ先別に決める

キーボードやシンセの背面に並ぶOUTPUTの「L/MONO」と「R」。スタジオのアンプに挿すのは1本か2本か、迷ったことはありませんか。答えはつなぎ先の入力で決まります。入力が1つならL/MONOに1本、L/Rの2つなら2本。つなぎ先別の早見表と、失敗しやすい点を整理します。

キーボードのOUTPUT L/MONO・R端子からの接続図。モノラルのキーボードアンプにはL/MONOから1本、ステレオのアンプにはL/Rから2本、PAへはL/RそれぞれをDIに通してXLRでミキサーへ送る

まず背面の端子を読む:OUTPUT・PHONES・ペダル端子

同じ6.3mmの穴でも役割は違います。アンプやミキサーへ音を送るのはOUTPUTです。

表記役割
OUTPUT L/MONO・Rライン出力。アンプ・ミキサー・インターフェースへ
PHONESヘッドホン用(ステレオ)
SUSTAIN/DAMPERサスティン(ダンパー)ペダル用。音声出力ではない
EXPRESSION など連続可変ペダル用。TRSの機種もある(例:Nord Stage 4のControl Pedal)

L/MONOとは?モノラルならL/MONOだけに1本

YAMAHA MODX、KORG minilogue xd・microKORG2の取扱説明書には、モノラルで出すときはL/MONOを使う旨が書かれています。Rだけに挿すのは避けます。L/MONOだけのとき左右の音がどうまとめられるかは機種によって異なるため、取扱説明書の接続ページで確認してください。

つなぎ先別の早見表と本数の数え方

つなぎ先本数補足
モノラルのアンプ1本L/MONOから。入力が各ch1つの機種(例:Roland KC-80)
ステレオのアンプ2本L→L、R→R(例:Roland KC-220のCH2/3)
PA(ライブ)シールド2本L/RそれぞれDIボックスへ(シールド2本+DI→ミキサーのXLR2本)。モノでよいかはPAと相談
オーディオIF2本INSTではなくLINE入力へ(宅録のケーブル選び)
ミキサー2本ステレオchへ。モノch2つならパンを左右に
本数の数え方:キーボード1台につきステレオ2本・モノ1本。ペダルは付属ケーブルが多いので別に数え、予備のシールドを1本足します(予備の数え方)。例:1台をステレオでアンプへ=2本+予備1本。

どのケーブル?出力がアンバランスならシールドでよい

仕様欄を見ます。minilogue xdは仕様欄に6.3mmモノラル・フォーン・ジャック(アンバランス)と記載されており、Nord Stage 4も出力をアンバランスとしています。こうした機種なら、ギターと同じTS–TSのシールドをL/Rに1本ずつ使います。ステレオケーブル1本で送るのではありません。キーボードのL/R用に、長さとプラグ形状からシールドを選ぶことができます。

バランス出力やXLR出力の機種もあり、仕様は機種により異なるので取扱説明書で確認してください(TSとTRSの見分け方)。

赤いCANARE GS-6のシールドケーブル。片側L型・片側S型(ストレート)のTSプラグで、黒と組み合わせればキーボードのL/Rを色で見分けられる

▲ L/Rを黒と赤のように色違いにすると、暗いステージでも見分けやすくなります。

失敗しやすい5つのポイント

  1. PHONESから出す:PHONESはヘッドホン用です。OUTPUTの表記がない機種(例:YAMAHA P-145BT)は、外部出力の方法を取扱説明書で確認します。
  2. Rだけ・L/R逆:モノはL/MONO、ステレオはL→L、R→R。
  3. ギターアンプにつなぐ:ギター前提の入力で、歪みやすいなど合わないことがあります。キーボードアンプやライン入力が向きます。
  4. ペダルが逆に効く:極性の不一致です。minilogue xdは設定で切り替え、P-145BTは電源を入れるときにペダルを踏まないよう取扱説明書にあります。
  5. 電源の順番:接続は音量を下げ電源を切ってから。電源はキーボード→アンプの順に入れ、切るときは逆に。
注意:ハムが出たら一度に1つずつ変えて切り分けます(ノイズ対策)。電源プラグの保安用アースを外す対処は、感電の危険があるため行わないでください。

つなぐ前のチェックリストとKMsoundの2本

接続前チェックリスト

KMsoundのシールドは6.3mmのTSプラグで、CANARE GS-6やMOGAMI 2524などから長さ・カラー・L型/S型(ストレート)を選べます。職人が一本ずつ組み、出荷前に導通を確認しています。TRS–TRSやステレオのケーブルは定番にないため、必要なときはお問合せください(可否をご案内します)。

L/Rの2本を、同じ長さ・色違いでそろえる。

アンバランス(TS)出力のキーボードなら、ギターと同じシールドが使えます。
長さ・色・L型/S型(ストレート)プラグを指定して、職人が一本ずつ手作りします。

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