エフェクターのステレオ接続|アンプ2台のつなぎ方と本数|KMsound
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Cable Know-how2026.10.09

エフェクターのステレオ接続:アンプ2台・オーディオインターフェースへのつなぎ方と必要なケーブル本数

ステレオ出力のディレイやリバーブを、どの端子に何本つなげばいいのか。結論は、ステレオ出力のペダルを境に、そこから先のケーブルがL/Rで2本ずつになるということ。アンプ2台・オーディオインターフェース・PAへのつなぎ方と本数、つまずきやすい点を専門店が整理します。

エフェクターのステレオ接続の配線図。ギターから歪み系ペダル、ステレオ出力のディレイ・リバーブまでは1本ずつのモノ区間で、ステレオペダルのOUT L/MONOからアンプA、OUT RからアンプBへ、ケーブルが2本に分かれる

結論:ステレオ出力のペダルから先が「2本ずつ」になる

ステレオ出力のペダルの手前までは、従来どおり1本の流れ(モノ)です。そこから先は信号がLとRの2系統に分かれるため、パッチもアンプへのシールドも2本ずつ必要です。

端子名はメーカーで異なり、「L/MONO・R」「A/MONO・B」「LEFT・RIGHT」などと表記されます。「MONO」と書かれた側が、モノラルで使うときの端子という読み方が一般的です(キーボードのL/MONO接続も同じ考え方です)。

L/MONOだけ挿すとどうなる?ステレオ出力の基本

機種によってはシステム設定・背面スイッチ・内部ジャンパーでのステレオ切り替えが必要です。片側だけ挿したときの処理もメーカーで違うため、必ず取扱説明書で確認してください。ステレオ入力がTRSの1口になっている機種もあります(TSとTRSの違い)。

接続パターン別の早見表(アンプ2台・オーディオインターフェース・PA)

つなぎ先ステレオペダル以降のつなぎ方ケーブルと本数
アンプ1台(モノ)L/MONO → アンプシールド1本
アンプ2台L → アンプA、R → アンプBシールド2本
オーディオインターフェースL → IN1、R → IN2シールド2本
PA(DI経由)L・RをDI2台、または2chのDIへシールド2本+XLR2本
後段にステレオ入力のペダルペダル間をLとRでつなぐパッチ2本

オーディオインターフェースの入力をINSTとLINEのどちらにするかは機器によって異なるので、取扱説明書の推奨に従ってください。DAWでは2トラックを左右に振るか、ステレオトラックで録ります(オーディオインターフェースの端子)。PA送りはDIボックスのつなぎ方へ。

何本増える?モノ構成との比較

区間モノ構成ステレオ(アンプ2台)
ギター → ボード1本1本
ステレオ対応ペダルどうしの間1本2本
ボード → アンプ1本2本
数え方の例:ギター→歪み2台→ステレオディレイ→アンプシールド2本+パッチ2本シールド3本+パッチ2本

増えるのはステレオ区間だけで、アンプ2台ならボードからアンプへの長いシールドが1本増えます。左右の長さをそろえると管理が楽です。L/R用に色違いでそろえるなら、カラーと長さを選べるギターケーブルの一覧から選べます。FXループと併用すると本数はさらに増えます。

アンプ2台でつまずきやすい点と対策

やってはいけないこと——ハム対策として、アンプの電源プラグのアースを外したり、3P→2Pの変換で浮かせたりするのは感電の恐れがあるため勧めません。機器のグラウンドリフトは信号側のアースを切り離す機能で、電源の安全アースとは別物です。

つなぐ前のチェックリスト

  1. 取扱説明書で端子名とステレオ設定の要否を確認した
  2. L/MONO側を基準にした
  3. 音量を絞り電源を切って接続した(アンプは最後にON・最初にOFF)
  4. 2台のアンプの電源系統をそろえた
  5. LとRを色かラベルで区別した
  6. 片側ずつ音を出し、最後にモノでも確認した

KMsoundでは職人が一本ずつ組み立て、出荷前にテスターで導通を確認しています。TRSからTS2本に分ける結線など特殊な仕様は、お問い合わせで製作の可否をご案内します。

LとRの2本を、色と長さを選んでそろえる

ステレオ区間のシールドは、カラー・長さ・プラグ形状を指定して
一本ずつ組み立て、導通を確認してからお届けします。

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